【2021年度版 実体験】ユニットリンク積立型保険は入るべき?? その実態を公開!

んにちわ。両学長信者の会社員です。
今日は、「ユニットリンク保険(アクサ生命)」に入るべきか??
について、実際、3年間入っていて、なぜ解約したのかということを紹介しようと思います!!

なお、判断は人それぞれで、私は自分の判断で解約しました。

積み立て型保険(ユニットリンク保険)
(アクサ生命)って何?加入すべき?

 

 
通りすがりのネコ
ユニットリンク保険(アクサ生命)というのは、

生命保険+資産形成(保険料で運用)がセットになっていて、生命保険に加入しながらも、支払った保険料が後から戻ってくるんだ。

いわゆる、積み立て型の生命保険さ。

掛け捨てだと、保険料がもったいないという人にはうってつけ付けの商品です。

なぜなら、保険料が将来戻ってくるだけでなく支払った保険料を運用してくれるから資産形成にもなります。

 

こんな質問をいただきました。

 
 
ネコ2
ユニットリンク保険(アクサ生命)て実際どうなの?
話を聞いていると、将来、お金が返ってくるなら、積み立てをすれば、貯金できて、僕の学資保険にもなるしよさそうだよ!!
しっかりママさん
結論から言うよ 絶対にやめーい!!!

検討している人、下記のリスクも考えてから判断して!!
理由は次の通り
1.運用手数料が高すぎる!
  6%で10年運用しても戻ってくるお金は元金以下…
  大体、FPの人などを介して売られている商品は人件費等の経費を回収する
  必要があり、手数料がかかります!!

2.積み立てから10年経たないで引き出すと、解約料がかかる!

3.掛け捨て保険と運用は分けて考えるべき!
SP500等の指数連動商品を別で買う方が運用利率がいい!
また、セット物には、色々な経費が複雑に乗っかって、理解が難しい….


はい、それでは、実体験をもとに解説していきたいと思います。

ユニットリンク保険(アクサ生命)を絶対におすすめしない理由

 
ユニットリンク保険に加入したきっかけは、ヤマダ電機で保険の話を聞いたら、米がもらえますよー!!といわれて、保険に勧誘されたことがきっかけでした。
 
まあ、聞くだけなら聞いてみようと考えて気軽に話を聞いてみました。
「なんてイイ保険なんだー!!」と感じてしまい、無事、保険セールスの方にカモネギられました!!
(自分ではカモネギられたと思っています..)

お勧めしない理由その1 運用手数料が高い  

 下の画像をご覧ください。

ごちゃごちゃと書かれていますが、
結論から言うと、証券口座から投資信託やETFを申し込んだ場合と比較して、ユニットリンク保険は20倍以上も手数料が高い。

 

手数料の内訳
0.9%(0.5%+0.25%+0.15%)+1%(運用関係費)+α(保険契約維持費用+死亡保障必要費用)

最低年利2%~3%は毎月の積立額から引かれます。
 (運用表をみると、年利6%で10年運用してもマイナスであることから、間違いなく、このくらいの利率は最低かかってきます。)

 

 自分で開設した証券口座から投資信託やETFに申し込んだ場合の運用手数料は、0.09%-0.1%程度
 ところがユニットリンクは0.9%信託手数料として取られ、その上その他手数料1%が維持費の名目で経費が掛かかります。

 

 

 

お勧めしない理由その2 運用実績がひどい

 

 
詳しいネコ
下の表だけ見てもやばいことが分かりますよね!!
 年利6%で12年運用してやっとプラスですよ…


 年利6%で10年運用して▲4.4%
 ありえませんよね。

 年利3%だと20年運用した場合でも
 7.4%のマイナスです。

 

 
悩む犬
そうなんだね~。

3年入っていた積み立て型保険を解約した方がいいかな?
3年の積み立てだと、62万円の解約金が引かれてしまう。

 

詳しいネコ
解約料がもったいない思うけどしっかり試算してみて!!

下の様に途中解約したほうがリターンが大きいよ。

1.アクサ生命の利率 

毎月3万円の積み立てを6%の利率で10年間運用した場合

積み立て元金360万に対して返戻金が344万16万円

2.他の投資信託等で月3万円の積み立てを6%の利率で10年間運用した場合

①積み立て元金360万に対して返戻金が489万+129万円

②3年運用で途中解約した場合の解約料 ▲62万円

③掛捨て保険代 生命保険月5,000円と仮定

5,000×12ヶ月×10年=▲60万円

④ ①+②+③=7万円

3.2-1=10年で23万円の差が出ます!!

6%の利率ってかなり高いですよね。ですが、ユニットリンクは10年経ってもマイナスという運用結果です。 
毎月3万円を積み立てた場の払戻金

 

毎月2万円を積み立てた場の払戻金

 

 

お勧めしない理由その3 積み立てから10年経たないで引き出すと解約料がかかる。

 
僕は2017-2019年までの3年間、毎月6万円を累計で216万円を積み立てしていました。

金融知識が当時は無知だったので、何て素敵な商品だと思って一気に入れ込んでいたのです。

解約した結果、3年間運用した途中解約手数料は…100万円かかりました。

戻ってきたお金は、半分になりました。まあ、自業自得です。

100万円を損切りしても、外国株ETFに投資する方がリターンが大きいがいいと判断した結果です。

基本的に長期積み立ては途中で取崩しはしませんが、一度積み立てると自由に引き出すことができないのもおススメできない理由の一つです。

お勧めしない理由その4 掛け捨て保険と運用は分けて考えるべき。


結局、生命保険と併用で運用でもいいリターンになるという、うまい話はありません。

掛け捨て保険と運用は分けて行いましょう。

生命保険なら、掛け捨てで月3-5000円で入れます。

ユニットリンク保険と掛け捨て保険+運用 比較

ユニットリンク保険に加入して10年運用した場合
月3万円を積み立て(積立利率5%と仮定)
元金 3万×12ヶ月×10年間=360万円
360万円×運用利率91%=327万円(払戻額)
(1)運用損▲33万円
掛け捨て保険と運用を別々に10年運用した場合
①掛け捨て保険料 月5,000円×12ヶ月×10年間=▲60万円
月3万円をETF、投資信託などで運用(積立利率5%と仮定)
元金 3万×12ヶ月×10万円=360万円

②運用益(複利) 106万円
(2)②-①=46万円
結論 10年間の運用差額(2)-(1)=79万円

まとめ

 

  1. 運用は運用、保険は保険で考えましょう。
  2. 保険は窓口に行かず、ネットで申し込みましょう。
    (窓口等、人を介すと私みたいにいいカモネギにされます。

 
 以上、参考になればうれしいです。ありがとうございました。

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